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研究では37歳から73歳の被験者9万1105人を複数のグループに分けて分析した。
回答者の活動はブレスレットで記録。ブレスレットで取得したデータにより、人の睡眠と活動サイクルが算出できた。
25人に1人が深夜に活発で昼間には活動度が低下していたことが判明した。
全被験者の医療データを分析して、上記の人びとは夜間に規則正しく眠る人より双極性障害を発症する確率が11%高いとわかった。
さらに、うつ病になる確率が6%高く、孤独感を感じる頻度も高かった。
「こうした人びとはスマートフォンでSNSを閲覧するなど夜間の活動を頻繁に行っていた。こうして体内時計の不調が起き、精神の健康に乱れが起きる」とグラスゴー大学のダニエル・スミス氏は述べる。英紙インデペンデント紙が報じた。
スミス氏は、脳がガジェットからの光を昼間の光だと認識してメラトニン分泌を止めると強調。この問題の対策は、専門家によると、昼間に活発に活動して夜間は安静に過ごすことだ。
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