北朝鮮、核実験場に記者を未だ輸送しない理由を説明

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)にある核実験場の閉鎖式典に向け外国の記者らの一団を今のところまだ輸送していないことについて、取材ツアーの主催者らはスプートニクに対し、その理由が安全上の考慮によるもので、実験場周辺では強い雨が降っており、北朝鮮当局の見解では、狭い道を通って歩く上り坂がマスコミの代表者らにとって危険である可能性があると明らかにした。

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スプートニクの取材に応じた関係者は、「実験場周辺では現在、強い雨が続いている。我々は狭い道を通って上り坂を歩いて行かなければならず、その場所は滑りやすくなっている可能性がある。我々は外国からの客人の生命を危険にさらしたくはない」とし、「そのため、今のところはまだ気象条件の変化を待っている」と述べた。

現在、「ロシア・セヴォードニャ」やRT、新華社通信、中国中央テレビ(CCTV)、CNN、CBS、AP通信、スカイ・ニュースを代表する露中米英各国からの特派員らは、北朝鮮東部沿岸にある元山市に滞在している。豊渓里にある有名な実験場からおよそ600キロのところにある同市では、晴天となっている。

先に、北朝鮮の朝鮮中央通信は、豊渓里核実験場の閉鎖式典を5月23~25日に行うとの決定を同国が承認したと伝えている。

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