核兵器基地を警備の米兵が麻薬を使用

© AP Photo / Jim Macmillan米国軍
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米ワイオミング州のワーレン基地で核ミサイルの警備にあたっていた米軍人グループがLSDをはじめとする麻薬を数か月間にわたって入手、拡散、使用していた事実が明るみになった。AP通信が入手した軍の文書に基づいて報じた。

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AP通信によれば、麻薬を使用していたのは第90ミサイル航空団の軍人たちで、この航空団の管轄にはミニットマン3タイプのミサイル400基の3分の1が入っている。AP通信の入手した資料には、厳格な体制をしくべき軍人らは「2015年、2016年、軍務についていない時間にLSD、コカインなどの麻薬を使用していた」事実が記載されている。

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米軍に弾薬切れのリスク=米国防総省
AP通信は検事のチャールズ・グリムスリー大将の「まるで映画の筋書きのような話だが、これは映画ではない」というセリフを引用している。

米治安維持機関は2016年春にこの航空団の犯罪行為を明るみにし、合計14人の軍人を懲戒処分に帰し、6人を麻薬使用、拡散の罪で訴えた。捜査終了後、軍人のひとりは職を捨て、メキシコへと逃亡している。

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