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ウクライナ側の主張によると、ロシアは少なくとも直近の3年間、エボラやマールブルクなどの出血熱ウイルスを研究し、ワクチン開発だと見せかけている。しかし実際には、フリズ氏が強調するところ、これはエボラウィルスと天然痘ウイルスを掛け合わせるソ連時代の開発への回帰である。
他の研究機関も活発に購入を進め、神経ガスの性質を持つ新たな化学兵器の開発を示す研究を行っているとフリズ氏は付け加えた。
同氏は、開発中の兵器がウクライナだけでなく、ロシアの国益に関わる「諸国に対してハイブリッド戦の一環でロシアによって用いられる可能性がある」と述べる。
「ロシアのハイブリッド脅威対策特別レポート」にこれらの項目を組み込むため、フリーズ氏は適当な報告書を提出することを約束した。
ロシア政府調達とロシア国防省の機関の学術活動の分析のみが参照され、この非難の証拠は提出されなかった。