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ザギトワ選手は午前中だけでも5回もマサルと散歩したと話している。
「そのあとは(世話が)間に合わなかったんですけど、帰ってから精一杯、注意をむけてあげようと思います。」ザギトワ選手はこう語っている。
「マサルはしつけがよく、おとなしいです。時々ふざけることがありますけど、それもほんのちょっとだけです。」
ザギトワ選手はイジェフスクの両親とは離れ、モスクワに小さなアパートを借りて、おばあちゃんと二人で暮らしている。動物好きで知られ、チンチラと猫を飼っている。マサルが加わっても古株のペットたちにもちゃんと愛情を注ぐと語っている。
マサルが家族の一員となり、ザギトワ選手の小さな住まいの人口比は動物が人間を完全に上回った。秋田犬を飼いたいと言い出したとき、舞い上がるザギトワさんに対し、おばあちゃんのほうは「どうなるか知らないよ」と冷ややかだったそうだが、マサルの登場をおばあちゃんはどう受け止めておられるのだろうか? その感想はまだ取材されていない。
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