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韓国情報当局の関係者は、「私の知る限りでは、北朝鮮人民武力相が朴永植(パク・ヨンシク)氏から第1次官であった努光哲(ノ・グァンチョル)氏に、軍総参謀長が李明秀(リ・ミョンス)氏から李永吉(リ・ヨンギル)氏総参謀部第1副総参謀長に交代したことが分かっている」と明らかにした。
また、北朝鮮の「軍トップ」であった総政治局長の金正角(キム・ジョンガク)氏から前平壌市党委員長金秀吉の(キム・スギル)に替わった。
韓国情報当局によると、軍幹部が次々に交代した背景には、彼らの「固い考え方」が朝鮮半島情勢の変化にそぐわないということがある。今回の交代は「世代交代」と捉えることができる。
新たな軍幹部の任命は、5月17日に開催された朝鮮労働党中央委全員会議で行われたと考えられる。
また、軍幹部の交代の必要性は、6月12日にシンガポールにて開催が予定されている、朝米首脳会談との関連があるだろう。