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同紙の複数の情報源による情報では、シンガポールが保有する特別輸送機関の中から、このような自動車が4台割り当てられた。それぞれが544馬力のエンジンを装備し、厚さ6センチの特別な防弾ガラスが取り付けられている。装甲が施された車体は、威力がTNT換算で最大15キログラムになる爆発に耐える。化学兵器による攻撃の場合に備え、客席には空気清浄システムが設置されている。
S・ラジャラトナム国際研究院(RSIS)の研究員、ショーン・ホー氏の指摘によると、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の指導者は稀な外国訪問の際、自らの自動車を複数利用するよう努めているという。しかし、ホー氏の見解では、北朝鮮の代表者らは今回、輸送機関を持ち込むことは計画していない。物資補給上の困難が理由の可能性がある。
トランプ米大統領と金正恩委員長の歴史的会談は、セントーサ島にある「カペラホテル」で12日に行われる。