カジノ法案、採決見送り 継続審議求める野党に譲歩

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衆院内閣委員会は8日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案の採決を見送った。理事会で与党は同日中に採決すべきだと主張したが、野党は「審議が不十分」として拒否。最終的に与党側が譲歩した。

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背景には、10日投開票の新潟県知事選へのマイナス影響につながりかねないという与党内の慎重論のほか、参院内閣委で別の法案審議が複数あり、すぐにはIR法案審議には入れない事情もあるとみられる。

立憲民主党の阿部知子氏は「カジノを賭博罪から免責するにはこの法案内容では不十分。問題点をさらに審議したい」としており、採決日程を巡る与野党の駆け引きが続きそうだ。

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