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国家公務員として30年間働いたラーティ氏による説明では、米国の法律によると、ホワイトハウスは文書や報告、書簡などを含むあらゆる紙媒体を保管し、米国立公文書館に送らなければならないという。
自身にとって不必要な紙媒体を捨てるというトランプ大統領の習慣に、ホワイトハウスの職員は打ち勝つことが結局できなかった。そこで政権では、特別な職員1人を採用。この職員が、国家元首によって損傷を受けた紙媒体を貼り合わせていた。
ラーティ氏が明らかにしたところによると、公式の役職名は「報告管理分析官」。この職員は年間でおよそ6万6千ドルを受け取った。一方、この職員は自らの仕事を、ジグソーパズルの組み立てにたとえた。細かな紙片に引き裂かれた文書を集めて貼り合わせなければならなかったからだ。
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