スプートニク日本
NIはS-500について、ロシアの先取性のある開発の1つであると強調している。専門家らは、S-500の技術的特性は、その能力を疑う根拠を与えないと指摘している。米国防総省筋によると、ロシアは最近、以前は不可能と考えられていた距離で同システムのテストを行った。
米メディアは、S-500が299マイル(約481キロ)先の目標を破壊することに成功したと報じた。専門家らの評価によると、射程距離は他のあらゆる同様のシステムより50マイル(80.4キロ)以上上回っている。
NIによると、S-500では距離や潜在的な脅威のレベルに応じて複数のタイプのミサイルが使用される。例えば、弾道ミサイルの攻撃を撃退するためには、秒速7キロの速度で飛行する目標を破壊できるミサイルが使用される。
NIは、ロシアのS-500は最大高度200キロで物体を破壊することができるほか、ステルス機も狙うことができるとの見方を示している。
関連ニュース