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ソロキン総責任者は、現在「予期せぬ支出」が生じているため、総額が「1コペイカまで」明らかになるのは大会の開催後になると述べた。
ソロキン総責任者は、ロシア大会がサッカーW杯開催史上で最も費用がかかる大会だとの指摘について、「誇張」であるとし、「『史上最も費用がかかるW杯』とはいったい何か?たとえば、ニージニー・ノヴゴロドの中心部から空港までの新たな街道は、W杯の費用とみなすべきなのか?その通りだ、観客がこの街道を利用するからだ。だが現在、地元住民もこれを利用しており、さらに100年間利用していくことだろう」と強調した。
さらに、「W杯のインフラ準備予算」は公開された数字であり、6780億ルーブル(およそ1兆2111億円)となったと付け加えた。
一方、最も費用がかかる分野となったのは輸送機関で、スタジアムではない。
ソロキン総責任者は、「その他、もちろん、これはスポーツインフラ全体だ。大会の試合が行われる新たなスタジアムや、現時点でトレーニング場の役割を果たしているミニスタジアムだ。後に、これらの施設は学校や地元サッカークラブのために残ることになる」と続けた。
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