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米朝首脳会談でトランプ米大統領が日本人の拉致問題を提起したことを踏まえ、日朝首脳会談を通じた問題解決を目指すにあたって、外相会談で金正恩朝鮮労働党委員長の意向を探るとともに調整を図りたい。
外相会談は、7月30日から8月4日にかけて開催する東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)外相会議に合わせて予定している。外相会議では河野外相と李容浩外相が出席する方針だ。
河野氏は直接対話に意欲的。拉致・核・ミサイル問題の解決を条件に、国交正常化と経済協力の用意があると伝えるとみられる。両外相が最後に会談を行ったのは2015年8月。昨年8月の外相会議では短く立ち話をするにとどまった。