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販売部門で働き、人員削減の対象になった女性は、上層部が設定した課題を達成するために休日や深夜も働く必要があったと明かす。一方で会社側が自らの義務を果たさないことはしばしばあり、交通費がなく、制服が提供されなかった。
「正直に言えば、この会社で働いてから惨たんたるもの以外の何物でもありませんでした。」
彼女は、さらなる人員削減はないというイーロン・マスク氏の約束に反して、この解雇は第一波に過ぎなかったと見ている。
2015年からテスラの車両配達部門で働いていた他の社員は、この間、チームの負担は6倍に増えたが人員は逆に減少したと明らかにする。そしてこの社員自身も事前通告無しに月曜日に解雇された。
「人手不足なのに、さらに社員9%を解雇する?あれには度肝を抜かれた。」
解雇2週間前の週6日労働で彼は週60時間働いていたと述べた。
テスラの現職エンジニアは、上司の解雇に気づいたのは、会議に上司が来なかった時だったと語った。この人物は、上層部が置いておくべき人びとを解雇していると見ている。
先に、電気自動車メーカーの「テスラ」は、採算性向上を見込んだ組織再編で、4000人以上の従業員を解雇することを発表した。