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グテーレス事務総長は、「諸問題は全地球的なものであり、これらの問題の解決は全地球的レベルで行わなければならない。信頼の欠如が大きな問題となっている。挑戦の数は多く、そのうち最も大きなものが中東だ。イスラエルやイランなど、数多くの国があり、これらの国々は共通の原則に従っているのではない。紛争を予防するためのメカニズムがないのだ」と述べた。
国連事務総長はまた、サイバー戦争の可能性に関して危惧を表明。グテーレス事務総長の言葉によると、似たような戦争の具体的な事例のいくつかについて、グテーレス事務総長は知っているものの、これらの事例について自らの演説では挙げなかった。
グテーレス事務総長は、「将来、2つの国の間で戦争が起こる場合、大規模なサイバー攻撃が発生する可能性について、私は疑っていない。これは、防衛システムだけでなく、社会の重要インフラにも関わることだ。そして世界は、このことに向けて準備ができていない」と強調した。