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中国東部の山東省で約1億2000万年前の白亜紀に恐竜の群が残したとみられる300以上の痕跡が見つかった。
学者らによると、痕跡は7種類の恐竜が残したものと思われる。
山東省にある臨沂大学付属地質学・古生物学研究所のワン・シャオリー所長は「恐竜の痕跡の発見は衝撃的だった。なぜなら同地域でこれまでに恐竜の痕跡が発見されたことはなかったからだ」と指摘した。
学者らは、肉食恐竜「デイノニクス」が同一方向に並行して歩いた足跡が発見されたことについて、最も「驚くべき発見」と指摘している。
学者らは今回の発見について、孤立して生活していたと考えられていた恐竜は、実は大きな群れで暮らしていたことを物語っているとの見方を示している。
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