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コロンビアのサポーターらは日本の勝利を心から祝って、日本人の用意したゴミ袋をくださいといって、一緒にゴミ拾いをしたのだという。その様子を世界を回る代表サポーターで、震災~サッカーのネットワークで被災地支援を継続している「ちょんまげ隊長ツンさん」がツィッターで紹介してくれた。
コロンビアサポーターが素晴らしいかった。
— ちょんまげ隊長ツンさん@12時スタジアム (@tsunsan) 19 июня 2018 г.
何人もからコングラチュレーション言われた。
僕らの青袋取って、ゴミも一緒に拾ってくれた。
逆の結果で、僕らはできるだろうか?
サッカーの奥は深いね pic.twitter.com/4gE7HOb6Up
観戦後のゴミ拾いという習慣は実は前からあったかもしれないが、全世界に日本人のこの美徳が広く知られるようになったのは前回の2014年のブラジルでのW杯。コートジボワール戦で負けた後、観戦を終えた日本人サポーターらがやおら青いポリエチレン袋を取り出し、観客席のゴミ拾いを集団的に行う姿に世界は驚愕した。この模様を写した写真は世界のメディアをかけめぐり、「サッカー観戦イコール路上にあふれ出るゴミ、カオス」というステレオタイプは日本人に関しては違うのだというところを内外に見せつけた。
ツン隊長のツィッターを読むと、コロンビアのサポーターたちと日本人はスタジアムでいい交流ができた様子がうかがえる。それぞれが自国代表を応援しても、喜び合う気持ちも公衆マナーも分かち合えることができる。また、日本人の姿に感動したコロンビア人サポーターによる「ゴミ拾い」アマチュア・レポートもすぐさまYouTube上に現れた。
加えて嬉しいことに、サッカー観戦後のゴミ拾いはすでに日本の専売特許ではなくなったようだ。20日付けのロシアの「スポーツボックス」紙によれば、同日、モスクワの「スパルタク・アリーナ」で対ポーランド戦を終えたセネガル人サポーターたちも、青いポリエチレン袋こそ持参しなかったものの、自主的に観客席を清掃している姿が目撃されている。
#TyCSportsMundial Senegal consiguió un triunfo histórico. Pero sus hinchas en lugar de festejar a minutos de terminado el partido, se encargan de limpiar su sector antes de retirarse. #RESPECT. pic.twitter.com/RiKovpfmoT
— TyC Sports (@TyCSports) 19 июня 2018 г.
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