スプートニク日本
19日に公表された「キャップジェミニ」社の報告書によると、アジア太平洋地域に居住する裕福な人々の資産は、ほぼ15%という著しい増加を見せ、21兆6千億米ドルとなった。世界経済の成長テンポ上昇と証券取引市場での価格の伸びが、記録的な70兆2千億米ドル達成を促したと、「ワールド・ウェルス・レポート」では述べられている。
中国と日本が裕福な人々の数が最も多い国々となった一方で、インドは経済成長のテンポに関するランキングで首位に立った。ワールド・ウェルス・レポートによれば、生活にほぼ心配のない世界の人々の富全体の水準は、2025年までに100兆ドルに達するという。報告書では、生活にほぼ心配のない人々として、投資される預金において財産が10億米ドルとなっている人のことを意味している。
フォーブス誌が2018年5月、「テンセント」社の創業者である馬 化騰氏がアジアで最も裕福な人物であると報じたと、先にフィナンシャル・エクスプレス紙が伝えた。インドの実業家、ムケシュ・アムバニ氏がランキングの2位を占めている。