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サイト「Science Daily」が報じるところ、研究チームはサンアンドレアス断層南部で新たな構造を発見。その造りと位置から「ダーミッド階段(the Durmid ladder).)」と名付けた。この構造の長さはおよそ25キロ。
米アリゾナ州立大学の研究チームによると、サンアンドレアス断層では時おり「小さな地震」が起きる。地表では揺れを全く感じないが、これは将来的に大きな地震を誘発するおそれもある。断層の中のこの階段のような構造は、崩壊すると特に危険な結果と予測できない地表での破壊を引き起こす可能性がある。
研究チームはさらに、カリフォルニア州での地震リスクは変動しており、考えていたより高い可能性があるとの結論に至った。現段階での算出によると、カリフォルニア南部ないし北部で30年以内にマグニチュード7以上の地震が起きる可能性は可能性は75%である。
先の報道によると、東京大学の研究チームが、月と太陽の活発度が地殻構造の揺れに直接影響すると明らかにした。