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ルネサンス期の偉大な巨匠の作品に関する専門家で芸術史家のエルネスト・ソラリ氏が記者らに語ったところによると、ダ・ヴィンチがこの肖像画を描いたのは、18あるいは19歳だった1471年。
大きさが20センチ四方のタイルに、ダ・ヴィンチは大天使の横顔を描き、大天使の下唇の下に暗号化された銘文を隠すことに成功した。筆跡学者のイヴァナ・ボンファンティノ氏の説明では、謎の銘文は、ダ・ヴィンチが大天使を自らの容貌に似せて描いたことを物語っているという。
В Риме представили ранее неизвестную картину Леонардо да Винчи — "Архангел Гавриил". #DaVinci #Rome pic.twitter.com/LzlesKKFyE
— Мировые РИА Новости (@RIA_Worldnews) 21 июня 2018 г.
署名は、展開された形では、「私、52年生まれのレオナルドは、1471年に、大天使ガブリエルとして自らを描いた」という内容。この際、巨匠は、辛うじて目に見える暗号化された断片において、自らが生まれた年や絵を描いた年だけでなく、大天使そのものの数である72についても示している。
ボンファンティノ氏は、「何よりも、これはダ・ヴィンチによる最初の署名された作品で、つまり我々は彼の残りの作品について、より早い期間のものであると決定できる」と述べている。