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制裁は2008年、10、11そして15〜17年に出された一連の大統領令によって発動されている。制裁は北朝鮮の核・ミサイル計画、そしてマネー・ロンダリングやサイバー攻撃、人権侵害を含む北朝鮮が行っていると見られる一連の違法行為に対して向けられている。
これらの制裁は今年6月26日に失効する。トランプ氏は「緊急事態が北朝鮮に対し適用されたままである」として、制裁をさらに一年間延長することにした。米議会にもこの旨は報告された。
トランプ氏は、北朝鮮が核兵器を放棄すれば制裁を解除する可能性を除外しなかった。だが米国の公式方針は、「完全で検証可能かつ不可逆的な核放棄(CVID)」まで制裁を解除しないとしている。