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テナガザルの頭蓋骨と顎は2004年、紀元前3世紀に中国を治めた秦の始皇帝の祖母とみられる人物の墓で見つかった。墓は兵馬俑がある現在の西安市周辺に位置する。
2011年、英ロンドン動物学協会のサミュエル・トゥルビーが骨を見て、他の研究者とともに研究を始めた。学術誌『サイエンス』によると、研究チームは、骨がテナガザル属の個別の種だとの結論に至り、「Junzi imperialis.」と名付けた。DNAの分析は中国政府による許可が降りずに出来なかった。
Junzi imperialis, a new genus (and species) of gibbon found in an ancient Chinese tomb, could provide insights into how human activities have affected apes over time. Read the research: ($) https://t.co/wXr5hw5BBv pic.twitter.com/ccm2FpGIic
— Science Magazine (@sciencemagazine) 21 июня 2018 г.
現在知られている猿の種類と似ていないことがしばしば見受けられる中国の古い絵が、新種のテナガザルの外見についての証拠になりうるという。
Physical evidence for a long-lost species of gibbon has been found in an unexpected place: a 2300-year-old royal Chinese tomb https://t.co/nWALcarg7g
— News from Science (@NewsfromScience) 21 июня 2018 г.
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