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薬剤KBU2046は、ヒトの前立腺がんと乳がん、また大腸がんと肺がんを持つマウスでテストされた。
経口投与の祭、KBU2046は転移を抑制したほか、骨の破壊も減少した。なお学者たちは、副作用及び毒性の最小化も達成した。
研究チームを率いるレイモンド・バーガン博士によると「薬はタンパク質と結合することによって作用し、細胞の動きを止めるが、タンパク質への副作用は一切ない」。
またバーガン博士によると、同メカニズムを実装する方法を理解するために何年もかかったという。博士は、開発した薬剤は早期であればがん細胞の増殖を止め、人の命を救うことができるため、現段階における研究チームの方向性は、がんの薬を探すよりも有望だとの考えを示している。
学者らは今後ヒトによる臨床実験の許可を得る計画。
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