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戦闘爆撃機スホイ34は、スホイ27をベースに設計され、2014年に軍に装備された。ミリタリーウォッチは、近代化されたスホイ34はロシアの先進的な攻撃兵器となったと指摘している。
現時点でスホイ34に最も近いライバルは米軍や中国軍で運用されているJ-16と F-15。スホイ34は、戦闘行動半径1100キロ以上で遠くから攻撃することができる。ミリタリーウォッチは、シリアに展開しているスホイ34は、中東のほぼ全域で目標を破壊することができると指摘している。
また専門家らは、スホイ34の技術的特徴にも注目している。例えばスホイ34は操縦士が縦ではなく横並びに座る並列複座という配置になっているため、操縦装置は2つ必要ない。またコックピットには、高度10キロまでは酸素マスクを使用せずに飛行できる特別なシステムが装備されている。
スホイ34は、あらゆる天候状況でもどんな時間帯にも敵の地上および空中の標的を破壊できるように設計されている。
スホイ34の最高速度は時速1900キロ、最大搭載重量は8トン。
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