小惑星探査機「はやぶさ2」 約3年半の飛行を経て目標に到着

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日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、約3年半の飛行を経て、目標の小惑星「リュウグウ」から20キロ離れた地点に到着した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表した。

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「はやぶさ2」は2014年に打ち上げられた。約3年半の間に32億キロを飛行した。小惑星「リュウグウ」は地球から2億8000万キロ離れており、直径は約900メートル。

「はやぶさ2」は1年半「リュウグウ」の近くにとどまり、土壌サンプルの採取を3回試みた後、それを地球へ持ち帰る計画。最初のサンプル採取は秋にも行われる見込み。

「リュウグウ」の軌道は地球と火星の軌道付近を通っているため、学者らは土壌から水や有機物の痕跡が見つかる可能性があるかもしれないと期待している。

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