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一方、W杯観戦のためにロシアを訪れた日本人サポーターは、ロシアのおもてなしに感謝している。
早稲田大学に通う曽根脩さん(商学部3年)と、山本一誠さん(スポーツ科学部3年)は、W杯を観戦するためにロシアを訪れた。2人は子供のころからサッカーが大好きで、サッカーを通じて親友となった。日本代表戦は何度も観戦しているが、W杯は初めて。
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曽根さんは、W杯がロシアで開催されるのがわかった時、「行く!」と決めたという。実は曽根さんのお父さんは「モスクワ放送」(旧・ロシアの声、現・スプートニク)の元リスナーで、シベリア鉄道経由でモスクワまで旅した経験があり、曽根さんは小さい時からその「冒険談」を聞き、ずっとロシアに興味を持っていたのだ。山本さんもお父さんが建築設計の仕事をしている関係から、ロシア及びソ連の特徴的な建造物、またプロパガンダアートなどの美術や、冷戦期の政治などに関心を持っていた。2人は今回の千載一遇のチャンスを利用して世界の超一流プレイを目の当たりにし、4年に一度のサッカーの祭典の熱い雰囲気をじかに味わうと同時に、是非「ロシアを感じたい」と願い、やって来た。
成田からソウル、ウラジオ経由でモスクワ入りした。曽根さんは、実際に自分の目でロシアを見て「興奮した」と語る。山本さんは、町並みが「かっこいい」と感じたそうだ。またW杯期間中ということもあり、「英語が思っていたより通じたので安心した」という。
日程などの関係で日本代表の試合は観戦できなかったが、モスクワのルジニキスタジアムでポルトガル対モロッコの試合を観た。4年に1度の大会であるだけに選手及びサポーター1人1人の思いが強く、熱気に包まれた会場のパワーに圧倒されたと語る。ルジニキスタジアムではたくさんのボランティアスタッフや警備員が丁寧にサポートしてくれたため困ることはなく、スタジアムそのものきれいで快適だったほか、スタジアム場内から見える外の景色も素晴らしかったという。
行く先々で親切な人や優しい人に出会ったと語る2人の笑顔はとてもさわやかだ。きっと2人の純粋な心がたくさんの外国人を惹きつけたのだろう。
曽根さんと山本さんは、ロシア人の「素敵なおもてなしに感謝している」と述べ、これからも2度3度とロシアに来たいと語っている。
サッカーW杯は、今年6月14日から7月15日にかけてロシアで初めて開催される。試合はモスクワ、サンクトペテルブルク、ヴォルゴグラード、エカテリンブルク、カザン、カリーニングラード、ニジニ・ノヴゴロド、ロストフ・ナ・ドヌー、サマーラ、サランスク、ソチの11都市で行われる。
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