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お茶の水女子大学は女子学生の高等教育機関であるものの、戸籍上の性別が男性であっても本人が女性として自覚している場合、そうしたトランスジェンダーの学生も受け入れることを決めた。詳細については同大学は記者会見で明らかにする予定。
お茶の水女子大のこの決定について、文部科学省の林大臣は同日声明を表し、大学機関での性的少数者への議論が進むことへの期待を表している。
日本の国立大学でこうした決定を採る例はお茶の水女子大が初めてと注目を集めた矢先に、同じく国立大学で奈良女子大もトランスジェンダーの学生の受け入れる方向で検討を進めていることが明らかにされた。奈良女子大ではすでに6月にワーキンググループを立ち上げており、受け入れの開始時期など決定が図られる。
日本国内は国立、私立合わせて77校の女子大学が存在する。ロシアでは帝政時代以降、女子大学は存在しないため、女子の枠での入学制限はない。
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