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何より、これはいわゆる「休暇病」で苦しむ人に起きる。彼らは休暇前の仕事で根を詰めすぎて、休暇開始時には強い疲れを感じたり、病気になったりする。
オランダ・ティルブルフ大学のアド・ビンガーホエッツ教授(心理学)は男性1128人と女性765人に質問し、「休暇病」にかかるのは何よりも、職場で高い地位につき、仕事と休みの正しいバランスを見つけられない人だと明らかにした。
また、休暇中の疲れは普段の睡眠不足が原因かもしれない。ドロシー・ブラック教授によると、長く睡眠不足の状態が続くと、何時間でも寝ることができ、平均睡眠時間が増加する。
もう1つの原因はアルコールだ。休暇中にはビールやカクテルなどのアルコール摂取量が増えるため、睡眠の質が悪くなり、強い疲れを感じる。
さらに、慣れない場所で寝るとき、脳は見知らぬ場所で危険を感じ、睡眠中も警戒状態となり休まらない。
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