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ポンペオ国務長官は5~7日に北朝鮮の平壌を訪問し、非核化について北朝鮮側と協議した。
共同通信によると、ポンペオ氏は「多くの点で進展があった」と強調したのに対し、北朝鮮外務省は「実に遺憾極まりない」と発表した。共同通信は、「北朝鮮外務省は、朝鮮戦争の終戦宣言に関する問題などを並行して扱うことを提案したのに対し、米側は一方的に非核化だけを要求したと非難した」と報じた。
なお北朝鮮を訪問後、日本とベトナムを訪れたポンペオ氏は、ハノイのイベントで演説し、今後の米朝関係について、敵対関係を終わらせて平常化した米国とベトナムの関係を挙げ、米朝も関係正常化が可能だとの考えを示した。
共同通信によると、ポンペオ氏は、北朝鮮が「ベトナム方式」に従うことをトランプ大統領は信じており、北朝鮮指導部は「主権が脅威を受けない状況」で改革をできると考えていると述べた。
また長官は、米国とベトナムの経済分野における協力についても触れ、貿易額の増加や米企業による多額の投資を挙げ、「米国と協力して明るい未来を創造する」ならば、米国はその国との約束を守ると語ったという。
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