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米エンタメ誌『ハリウッド・レポーター』のインタビューに対し、同社の共同創業者であるマイケル・スコットCEOは、この物語から「信じられないほどインスピレーションを与える映画」が出来上がるかもしれないと述べた。スコット氏は、映画が少年の救出だけでなく、この出来事をハッピーエンドにした立役者である90人のダイバーと救助隊員からなる国際チームに主に焦点が当てられると強調した。
映画は救出作戦中に亡くなった元タイ海軍特殊部隊員のサマン・グナン氏(38)にも捧げられる。グナン氏は自発的に作戦に参加していた。
スコット氏は数週間以内に脚本家と話を始めるつもりだ。タイ政府が同国内での撮影を許可することを期待している。映画の予算は現在のところ、3000万〜6000万ドル(約33億7500万円〜67億5100万円)と見積もられており、これまでPure Flix社が撮影した大半の映画の撮影費用より高くなる。とはいえ、アイデアは非常に魅力的であるため、映画製作はより大手の映画制作会社が手がける可能性もある。