原油価格、供給増加懸念で多方向の値動き

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原油価格は13日、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」による採掘拡大後の市場における過剰供給リスクに関する懸念を背景に、多方向の値動きを見せている。

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日本時間14時02分の時点で、ブレント原油9月先物価格は0.24%値下がりし1バレル74ドル27セント、WTI原油8月先物価格は0.07%値上がりし1バレル70ドル38セントの値をつけている。

取引参加者らは、採掘削減に関する2016年の合意の超過遂行から脱するとの目標で今年6月末にOPECプラスが合意した後、世界市場で原油の過剰供給が発生することを警戒している。合意された目標は実際の数字としては、ロシアによる20万バレルを含む1昼夜当たり100万バレルの採掘拡大を意味するだろうと説明されていた。

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