スプートニク日本
服にはカーボンナノチューブからできた特別な布を用いる。カーボンナノチューブは小さな繊維状の正方形を形成し、これが布に変わる。カーボンナノチューブは蜘蛛の糸に似ており、布状に織ることが可能。
研究チームによると、カーボンナノチューブは他の素材よりも強度や電導性が高く、表面積が広く、耐熱性が高い特徴を持つ。
カーボンナノチューブは重金属のセンサーから超コンデンサ、バッテリーなど様々な機器に用いることができる。さらに車や飛行機の銅線に置き換わることで機体の軽量化と燃費向上につながる。
研究は米軍も関心を抱いたという。新しい布によりランプや暗視装置、通信機器などの装備の充電が可能であり、戦いにおいて大きな優位をもたらすという。
関連ニュース