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論文の第一著者は「私達は霧島の噴火前後に姶良の行動における急激な変化を観察した」と指摘。
論文の共同著者であるフォーク・アメルング氏は「マグマシステムがどのように繋がっているかは、潜在的危険性の点で重要な問題だ」と指摘した。「地下には多くのマグマが存在し、1つの噴火が他の火山のトリガーとなる可能性があるのか?今までは明確なつながりの証拠がほとんどまたは全くなかった。」
第一著者は「特に人口密度の高い火山地域では、噴火予測が非常に重要だ」としたうえで「今や、行動の変化は近隣の霧島の活動の直接の結果である可能性があることを知っている」とした。
マイアミ大学の研究チームによる論文は6月28日、学術誌『Scientific Reports』に掲載されたと科学ニュースサイト「Phys.org」が報じた。
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