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同誌の伝えるところでは、秘密のウラン濃縮施設の存在が疑われるのは平壌郊外の千里馬地域。
中央情報局(CIA)、及びその他情報機関は以前、北朝鮮国内には北西部寧辺(ニョンビョン)ウラン濃縮施設以外にも秘密施設があると指摘。2010年に米専門家に公開された同濃縮施設以外の存在は伝えられていない。
マイク・ポンペオ米国務長官は今月6日から2日間にわたり訪朝し、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長と協議した。当協議でポンペオ氏は、北朝鮮によるウラン濃縮施設の隠蔽を追及したものの、真偽のほどは明らかになっていない。
一方、北朝鮮側は、「2日間にわたる協議における米国の態度は実に遺憾である」と批判する報道官談話を発表し、「米国は朝米両国の関係改善にあたり必要不可欠な、重要な問題を解決しようとしなかった」と主張している。
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