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「EUと中国は包括的共同作業計画(JCPOA)の更なる完全で効果的な遵守を再確認した。」
双方は核合意が「世界的な非拡散アーキテクチャの鍵となる要素であり、大きな外交的達成」であるとして、「国際原子力機関(IAEA)が核分野における自らの義務に対するイランの変わりない遵守を再確認したという事実を歓迎」した。
イラン核合意とは、国連安保理の常任理事国である露英中米仏の5カ国そしてドイツとイランが2015年7月に結んだ合意。イランは原子力に関する活動を制限して国際的な管理の下に置く見返りとして、国連安保理と米国、EUからの制裁が解除される。
しかし米国が今年5月、合意からの脱退を表明。トランプ米大統領は以前から一度ならず、核合意はイランによる核兵器開発を阻止できず、開発を先延ばしにするだけだと主張していた。