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一対一の会談は1時間半の予定。合意ではこの後、会談はほかのメンバーを加えて、さらに1時間45分にわたって実施されることになっている。
プーチン大統領トランプ米大統領との会談を開始するにあたって、二国関係および国際問題についてじっくり話し合い、主眼点を討議する時が到来したとする声明を表した。
これをうけてトランプ大統領も、プーチン大統領とは貿易、軍事問題、対中関係をはじめとして、話し合うべき諸問題があると述べ、ロシアと米国は関係を築くチャンスを有していると語った。
短時間の会談の中でトランプ大統領はプーチン大統領に、ロシアはサッカーのワールドカップを見事に開催できたとして祝辞を述べた。
露米首脳会談は、16日にフィンランドの首都、ヘルシンキで行われる。これはサミットに関係しない初めての本格的な露米首脳会談です。
これまで、ロシアと米国の大統領は2回顔を合わせた。2017年7月、ハンブルクのG20サミットにおいて、二国関係やシリア・ウクライナの危機について十分な時間をとり会談を行なった。同年11月、プーチン大統領とトランプ大統領はベトナムのダナンで行なわれたAPECにて「立ち話」をした。両首脳は面会にあたって、シリア問題に関する共同声明を承認した。その後、両首脳は数回、電話会談を行なっている。
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