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カプースチン氏はこのケースではロシアの所有権は韓国の権利と交差してしまう。船が発見されたのが韓国の水域だからだ。
「とはいえ、忘れてはならない規則として、浜に打ち上げられたら、それはその海岸が属している国家の所有物になるものの、船が海底に沈んでいる場合は、所有権は船籍の属す国のものになるということがある。」
カプースチン氏はさらに、「船が民間のものであったなら、(沈没地点に近い)海岸線の国からはクレームがあがることもありえるが、船の所有者はすでにない。ただし国の所有物であれば、問題は生じてはこない」と語っている。