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ロシアは4月には、487億ドル相当の米国債を保有し、ランキングでは22位だった。3月にロシアが保有していた米国債はその2倍で、ランキングでは16位を占めていたにもかかわらずである。
ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は先に、米国債のほぼ半分を4月に中銀が売却したことについて、ロシア下院(国家会議)議員らの質問に答え、中銀が外貨準備の多角化政策を実施していると説明していた。
一方、このランキングをリードする中国と日本は、5月に米国債への投資強化を継続した。中国は20億ドルを投資し、同国が現在保有する米国債は1兆1830億ドルとなっている。より積極的に米国債を買い付けていたのは日本で、175億ドル相当を購入。現在、同国が保有するこれらの国債は1兆490億ドル相当となっている。