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マツェゴラ大使は、「ロシアのラブロフ外相による朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩委員長との交渉の総括に関する北朝鮮側の公式発表には、最高レベルでの会談を実施することで双方が合意したことが記載された。そのため、露朝首脳会談は日程に上っている」と述べた。首脳会談の実施時期については、この問題は大統領府で解決されつつあると指摘してコメントを拒否した。
ロシアのプーチン大統領は先に、ロシアを訪問するようにとの金委員長に対する招待を確認している。
同様にマツェゴラ大使は、ロシア、北朝鮮、韓国の代表者らによる会談が準備されており、共同鉄道プロジェクト「ハサン・羅津」が会談の議題となると語った。
ハサン・羅津間の鉄道線路と羅津港そのものは、「ロシア鉄道」社と北朝鮮が共同で再建した。このプロジェクトには韓国も合流を望んでいたが、2016年3月に南北関係悪化の波を受けて韓国政府はプロジェクト参加の一時停止を表明した。韓国がプロジェクトに参加した場合、同国は石炭を含むロシアからの貨物をより速く、より安く受け取れるようになる。
マツェゴラ大使は同様に、ロシアが韓国及び北朝鮮との運輸やガスパイプライン、エネルギーなどの分野での様々な3カ国プロジェクトに中国や日本、モンゴルが加わることを念頭に置いていると指摘した。
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