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通信社の取材に応じたある関係者は、ロスコスモスのロゴージン社長はこれについて報告を受けており、検査に対し「最大限協力」するよう指示したと説明している。
コメルサント紙の情報では、立ち入り検査は20日朝に始まった。連邦保安庁(FSB)職員らが一部の社員の執務室と、「統一ロケット宇宙会社」研究分析センターのドミトリー・パイソン所長のオフィスに到着した。この立ち入り検査は国家反逆に関する事件の捜査の一環として行われている。
現時点で、FSBはこの部門のおよそ10人について検証を行っている。これらの人物に対しては、西側情報機関に協力していた疑いが持たれている。ロシアの複数の極超音速プロジェクトに関する機密の成果が国外に「漏洩した」とみられている。