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先週モントリオールで開かれた学会で、報告書の著者ポール・バーフォード氏は「気候変動に伴う多くの影響は間もなく起こるだろう」と述べた。
バーフォード氏によると、残念なことにインターネットケーブルの多くは、浸水の可能性が最も高いとされる場所に敷設されている。同氏はケーブルについて、厳しい気候条件下でも動作するように設計されているが、防水性能はないと指摘する。
学者らは、ニューヨークでは2033年にも深刻な水害が発生し、ネットワークインフラの運用に混乱が生じると警告する。またニューヨークに続いて別の沿岸部の都市でも被害が出る恐れがあるという。