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人員不足が原因で、忍者の給料が上昇さえしているとも伝えられていた。最低限の戦闘能力を持つ名人は、2万3千米ドル(260万円)から8万5千米ドル(940万円)の給料を当てにできるとされたのだ。
忍者の腕前を披露するための名人が伊賀で不足しているとの噂は、日本の忍者の歴史に名を留めるために、紹介された機会を利用したいと願う人々の波を引き起こした。伊賀市には既に、14カ国から120人の志望者が電話を寄せた。年間の給料が8万5千ドル(940万円)の高度な忍者の職を得たいと希望した志望者の1人は、自らが「黒帯」を有していると急いで述べた。
三重県の伊賀市は、かつてまさにここに、日本で最も有力な忍者氏族「伊賀衆」が存在していたことで有名。自らの姿を消すことができる戦士に対する崇拝が、ここでは非常に深く根付いているため、ある地元大学の学生らは自身の権威を高めるため、忍者の歴史と慣習の知識を問うテストを受けてさえいる。