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インド、米MDシステム購入を検討 米国によるロシア押さえ込みの一環
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インドは首都圏の防空能力向上のため米ミサイル防衛(MD)システム「NASAMS II」購入を検討している。価格は10億ドル(約1110億円)になる見込み。タイムズ・オブ・インディアが報じた。 2018年7月29日, Sputnik 日本
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インド、米MDシステム購入を検討 米国によるロシア押さえ込みの一環
2018年7月29日, 21:01 (更新: 2022年5月4日, 22:24) インドは首都圏の防空能力向上のため米ミサイル防衛(MD)システム「NASAMS II」購入を検討している。価格は10億ドル(約1110億円)になる見込み。タイムズ・オブ・インディアが報じた。
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タイムズ・オブ・インディアが伝える関係者の話によると、インド政府国防調達委員会はすでに同システムの購入の必要性を認める文書を採択。これは、インド政府が入札の発表なしに「NASAMS II」を購入する可能性があることを意味する。
ロシアメディアはこれを受けて、米国がロシアとインドの大規模防衛契約を解消させようとしていると報道。インドはロシアの地対空ミサイルシステム「S400」を購入している。ロシアメディアは、7月6日に予定していた史上初の米国とインドの外務・防衛閣僚協議(2プラス2)が、ロシア製兵器とイラン産の石油購入の中止をインドに要求する米国の強まりつつある圧力を受けて延期されたことを指摘する関係者の話を伝えた。
7月末、米政府はロシア兵器と技術を購入するインド、ベトナム、インドネシアの3カ国に対する制限策を導入しないと決断。しかし、ロシアの他のパートナーに対しては容赦されないようだ。