日本 北朝鮮の弾道ミサイル警戒のPAC部隊  撤収へ

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日本政府は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の弾道ミサイルを迎撃するためにするため中国・四国地方などに配備していた地上配備型の迎撃ミサイル=PAC3の部隊の撤収の方針を固めた。NHKが防衛省関係者に行った取材で明らかになった。

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日本は、昨年、北朝鮮がグアム島周辺に弾道ミサイルを発射する計画を表したことから、その際に上空を通過すると予告された中国、四国地方および、9月に実際に上空を通過した函館市にPAC3の部隊を配備していた。ところが今年に入って、米朝首脳会談の成立で緊張状態が緩和されたことを受けて、日本は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する可能性が低まったとして、今回、中国、四国地方のPAC3部隊の撤収を行う方針を固めた。

小野寺防衛相はこれについて、情勢の変化に適切な対応を行っていくと述べた一方で、北朝鮮の脅威は変わっていないとの判断を示している。NHKの報道によれば、東京市谷の防衛省の敷地内に配備されたPAC3部隊は現状維持となる見通し。

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