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犯人ら3人はサメを水槽の縁までおびき寄せるために、まず水槽のろ過装置に漂白剤の1瓶流し込んだ。縁まで上がってきたサメは犯人らによって捕獲された後、濡らした毛布に包まれ、乳母車に寝かせられた。乳母車を押して外に出ようとした犯人らは出口で水族館職員に呼び止められたものの、乳母車を点検することは違法だと主張し、そのまま車に乗り込んで現場を走り去った。犯人らの車は車両番号から翌日には発見された。
盗まれたサメは犯人らがサメについて十分な知識を持っていたおかげで元気な状態で見つかった。サメの市場価格は2千ドルほど。
犯人らには窃盗罪の他にも、希少生物を飼育許可を取得せずに所持していた罪が問われる可能性がある。