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専門家らは、予測される大気への温室効果ガスの排出量、変化する環境に対する人間の適応能力、各国の人口密度を考慮してコンピュータモデルを作成した。
最も悲観的なシナリオによると、オーストラリアのブリスベン、シドニー、メルボルンでは自然災害がより頻繁に起こるようになり、自然災害による死亡者数が1971年~2010年と比較として471%増加する。インド、ギリシャ、日本、カナダでも犠牲者が著しく増える。状況は、猛暑による森林火災や干ばつなどの自然災害によって悪化するという。
専門家らは、2050年までに温室効果ガスの排出削減を目指すパリ協定を実施する重要性を強調している。