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米商務省は先に、米国人のアンドリュー・ブランソン牧師の逮捕・拘束に主導的な役割を果たしたとして、トルコのアブデュルハミト・ギュル法相およびスレイマン・ソイル内相に制裁を科したことを明らかにした。同省が伝えるところでは、両相は「重大な人権侵害」の罪に問われている。
トルコ外務省は、米国による人権と正義を理由とした制裁措置の正当化は不適切であると主張したうえで、「我々は米国の制裁決定に対し断固とした抗議を表明し、制裁の撤回を要請する」との声明を発表した。
ブランソン牧師は2016年10月、トルコ国内で「フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)」によるクーデター未遂事件に共謀した容疑、および反政府武装組織のクルド労働者党(PKK)を支援した容疑で収監された。