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沿海地方では人工妊娠中絶が7月31日から8月3日まで禁止され、リャザン州では7月9日から15日まで禁止された。
以前はキャンペーンは啓蒙活動だけ行っていたが、ある官僚はロシア紙コメルサントに「望むような結果をもたらさない」と伝えた。
ロシア保健・社会開発省は、キャンペーンを支持するとしつつも、人工妊娠中絶の一時禁止を推奨していない。
患者保護協会のアレクサンドル・サベルスキー会長はこれを「非文明的」だと批判。ロシア産科医・婦人科医協会のウラジーミル・セロフ会長も厳しい立場を取る。
「これはもちろん間違っている。ロシアで中絶は妊娠12週目まで許可されている。だがもし女性が12週目に病院を訪れると、13週目には中絶手術はもう遅い。ここには一定のリスクがあり、手術はより複雑になるかもしれない。」
ロシアで人工妊娠中絶は合法であり、国家予算で支払われている。しかし、ロシアでは中絶権に反対する運動、そしてこの権利を守る団体が活発に活動している。
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