トランプ大統領「首脳会談の実施はイランにかかっている」

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ドナルド・トランプ米大統領は、米・イラン間の首脳会談の実施はイラン側の裁量によるものとしたうえで、イラン経済が悪化の一途をたどっていることに言及した。

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トランプ大統領は、首脳会談の実施にはイラン側の意思表示が必要であり、それ以外の条件はないとし、イランのロウハニ大統領との話し合いの可能性を排除してこなかった。マイク・ポンペオ米国務長官は、イランが国内外の政策を改め、新たな核合意について話を進めていく用意がある場合には会談の可能性があると述べた。一方、イラン政府は前提条件として米国がイラン核合意に復帰する必要があると主張している。

トランプ大統領は、「イラン経済は急速に悪化している。会談を実施するか否かはイランにかかっている」とツイートした。

同大統領は5月8日、米国のイラン核合意からの離脱を表明し、対イラン制裁およびイランと経済取引を行う第三国に対しての二次制裁を再開した。欧州諸国は当該合意の支持を表明している。

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