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代わりにミャンマー当局が難民に対する人道支援を組織し、近いうちにも難民グループのミャンマーへの帰還を開始するという。マティチョンが、バングラデシュと国境を接するミャンマー西部ラカイン州政府の情報をもとに伝えた。
昨年、ミャンマー軍がイスラム系少数民族ロヒンギャの武装勢力から州の土地の一部を「清掃」する過程で、ラカイン州から60万人以上のロヒンギャが逃げた。
緩衝地帯に入ったロヒンギャは、国境を越えて彼らのために用意されたバングラデシュの難民キャンプへ行くことを拒否した。
ミャンマーとバングラデシュは数か月前、ミャンマーからバングラデシュへ逃げたロヒンギャについて、身元確認後に帰還させることで合意した。
一方、バングラデシュのキャンプから出たロヒンギャはまだ一人もいない。マティチョン紙は、その主な理由は、彼らがミャンマーに戻った際の身の安全に対する恐れだと報じている。