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エルチェ・ミゲル・ヘルナンデス大学(スペイン)の学者らは、スペインの医療機関のデータを分析し、なぜ女性には頭痛が多いのかに興味を持った。
学者らが数千人の女性を対象に行った実験では、月経に乱れが生じたり、閉経が始まるなどの性的活力が低下すると、偏頭痛が弱まったり、さらには止まることがわかった。
そこで学者らは、これが代表的な女性ホルモンであるエストロゲンと関係があるのかどうかを確認した。
結果、エストロゲンが過剰な状態で三叉神経節(片頭痛の主な源)が正しく機能しないと、片頭痛の発症を促進することがわかった。
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